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2007年12月30日 (日)

黄昏に消えた飛翔

71230b1 71230b2 1983年発行のNewton Books「トキ 黄昏に消えた飛翔の詩」【監修】山階芳麿・中西悟堂、【版元】教育者(1983年)。

帯には「もう見ることができない」とあります。

そして、「ケージの中で飼育される3羽 彼らがふたたび大空を翔(かけ)る日はくるだろうか」

さらに、
「能登そして佐渡 かつて日本全土にすんでいた野生のトキのありし日の姿を、数千枚からえりすぐった貴重な写真でつづる永久保存版」。

1983年の発行なので中国でのトキ再発見はされているものの、日本産トキの絶滅のカウントダウンという状況。

p44~45の写真(右)の解説では「夕日に浮かぶシルエットがさびしそうにみえる。(中略)日が沈み、ふたたび日が昇るように、はたしてトキにあしたはあるのだろうか。」と黄昏時の物悲しさとトキ絶滅とを掛けています。

1970年代のNHK制作の「朱鷺」という番組もこのようなシーンがあるので、「黄昏」や「夕日」はマイナス思考でトキの置かれている状況を象徴するものとして描かれたのでしょうね。

数千枚の写真からえりすぐったということですが、残りの写真も見てみたい。

きっと今の佐渡に役立つと思います。

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