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2009年3月10日 (火)

新大 発足記念シンポジウム

90310b1 90310b2 ホテルオークラ新潟で開催された新潟大学朱鷺超域プロジェクト発足記念シンポジウムを覗いてきました。

トキをキーワードにして、新潟大学の力を結集して研究および教育活動を行い、地域に貢献し、社会的評価をうける、という意気込みは強く感じられる集いでした。

特任教授の基調講演「新潟大学超域朱鷺プロジェクトがめざすもの」では、トキをシンボルとした自然再生と地域創りに関する総合的な研究を目指すことが示されました。

そのスタンスとして、トキ野生復帰専門家会合と新潟県・佐渡市などの地元との考え方の相違についても分析。トキ野生復帰専門家会合の委員の方々は自然系の学識経験者ばかりで生物的野生化のみを考えてきた。一方、地元はトキとの関わり・事業展開の中で生じている住民感情や経済的な利益を含めた社会的野生化を求めている。
社会的野生化と視点で研究プロジェクトに取り組むとのこと。

これまでの新潟大学トキ野生復帰プロジェクトでは、NPOや地域との協働でで森林整備、ビオトープ造成などの実績を積んできました。
が、NPOと一緒にビオトープをつくることで満足していてはいけない。論文をたくさん書くように、との叱咤激励。

来賓の方のあいさつでは、新潟県副知事の「佐渡のために研究成果をご提示いただけることを期待しています」が、強く心に残りました。

地域貢献につながる研究活動に期待したいのは、研究の知見、成果をできるだけ早く地域に還元していただければと思います。
さらには、やはりNPOや地域の方々と協働で研究活動する中で、論文を書くだけでなく、一緒に汗をかく、ことも期待します。

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